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今回の旅
私は2023年に中欧3カ国4都市周遊をしました。
本記事はブダペスト観光1日目についてまとめています。
旅の日程
プラハ(チェコ)⇒チェスキークルムロフ(チェコ)⇒ウィーン(オーストリア)⇒ブダペスト(ハンガリー)
ブダペスト観光1日目
この日は朝からウィーンを出て、国際列車に乗ってブダペストへ向かいます。

ウィーンでの最後の朝ごはんをさっと食べて、余裕をもって早めに駅に出発します。

人生初の国際列車にドキドキしていましたが、見た目は普通の電車と同じです。

座席はゆったりしていてとても快適でした。普通に新幹線に乗っている感覚で、あっという間にハンガリーに入国しました。
入国審査もパスポート確認も何もないので不思議な感覚です。
そのまま電車に乗ってホテルでチェックインを済ませてから、ようやく観光開始です。
美食の国・ハンガリー料理
まずはランチのお店「メンザ」へ向かいます。
ハンガリーは美食の国と言われているので、今回の中欧旅で一番食事を楽しみにしていました。

「メンザ」は口コミが高くて観光雑誌にも掲載されている人気店で、比較的リーズナブルにハンガリー料理をいただけます。

まずはハンガリー料理の大定番「グヤーシュ」というスープを注文しました。
めちゃくちゃ食べやすくておいしいです。パンもセットで付いてきました。

メイン料理はビーフシチューをいただきました。
このビーフシチュー、めちゃくちゃおいしかったです!!
添えられてあるショートパスタが特においしくて感動しました。私はマッシュポテトがあまり得意でないのですが、このショートパスタはすごくあっさりしていて食べやすかったです。
英雄広場へ
ランチを終えて、ハンガリー建国1000年を記念して建てられた英雄広場に向かいます。

地下鉄を下りるとすぐに存在感のある広場がありました。

記念碑の一番上にいるのは大天使ガブリエルです。
この英雄広場はアンドラーシ通りにあり、ドナウ川やブダ城とともに世界遺産に登録されています。
先ほどランチをした「メンザ」と英雄広場、そして今から行くセーチェニ温泉は地下鉄の同じ線でアクセスできるのでとても観光しやすかったです。
まるでリゾート!?なセーチェニ温泉
ハンガリーは温泉大国とも言われています。
せっかくなのでアクセスがよくてバロック建築が魅力的なセーチェニ温泉に行きました。

地下鉄の駅を出るとすぐに目印の黄色い建物が目に入りました。すでに宮殿のような外観にテンションが上がります。

入口もとても分かりやすくて助かります。
セーチェニ温泉の詳細はこちらの記事でまとめているので、ぜひ参考にしてください。


セーチェニ温泉は屋外に3種類、屋内に12種類の浴槽があり、いずれも水着を着用して入る混浴スタイルです。
もはや温泉というより温水プールでしたが、綺麗な建物の外観や内部の装飾を見ながらゆったり温泉に入れてとても気持ち良かったです。
約3時間の滞在時間で充分楽しめました。さて、濡れた水着が重いのでここで一旦ホテルに戻ります。
王宮の丘をお散歩
ホテルから徒歩で王宮の丘へ向かいますが、もうこれがとんでもない坂と階段で大変でした。
必死すぎて写真も撮らず、後戻りはできないので気合でなんとかたどり着きましたが、王宮の丘へは普通にケーブルカーで行った方がよさそうです。
三位一体像

まずは三位一体像を見ました。ウィーンでも同じような三位一体像を見たので、まぁ一目見て満足でした。
マーチャーシュ教会

モザイク屋根が特徴的なおしゃれな教会です。

どの角度から見ても美しい教会だったので、ずっと見ていたくなりました。
漁夫の砦

漁夫の砦はブダペストの街を一望できるスポットなのですが、ここが王宮の丘で一番大きくて行ってよかった場所でした。

特にドナウ川越しの国会議事堂が最高にきれいで美しい街並みでした。

ブダペストの景色を見るだけのスポットと思っていましたが、そもそも漁夫の砦自体が素敵な建造物で見応えがあります。

大きい砦がいくつもあって全てがおしゃれで綺麗な建物なので写真スポットがたくさんありました。
至る所で観光客が写真を撮っている姿を見かけました。
諦めたブダ王宮
漁夫の砦を満喫したので、次はブダ王宮に向かいます。
が、どうやら途中で道を間違えたみたいで全然たどり着きませんでした…。
王宮はケーブルカーの終点近くにあるのですが、今回ケーブルカーを使っていないこともありうまくたどり着けないままなぜか丘を下ってしまい、気付いたら見上げた位置に王宮がありました(笑)

もう体力的に戻ることが難しいので王宮を近くで見ることは諦めて、くさり橋付近に来ていたのでこのまま丘を下ることにしました。

下った先にケーブルカーの乗り場がありました。このケーブルカーに乗れば簡単に王宮に行けます。
くさり橋

くさり橋に着きました。あいにくこの日はくさり橋が通行止めで渡れなかったので、周りからの景色を楽しみます。

2体あるライオン像は近くで見ると迫力満点でした。

ブダペストの象徴ともいえるくさり橋は、圧倒的な存在感がありました。
名残惜しいですが、くさり橋はほどほどに次の目的地へ行きます。
この後参加するドナウ川クルーズの時間が迫っていたのと、どうしてもブダペストで見たかった景色がくさり橋からトラムに乗って2駅で見れるためです。
ドナウ川越しに見る国会議事堂
トラムを下りてすぐ、ブダペストで絶対に見たかった景色を見てきました。

ドナウ川越しに見る国会議事堂です。
あまりの綺麗さに言葉を失いました。本当に美しい。

川の向こう側ですがそんなに遠くないので、国会議事堂の迫力を感じれました。
ここはブダペストに行くならめちゃくちゃおすすめしたいスポットです。
憧れのドナウ川クルーズへ
私は高校生の時たまたまテレビで見たドナウ川ナイトクルーズに感動し、「いつかは行きたい!!」と思っていました。
10年経ち、その夢を叶える時がきました。念願のドナウ川ナイトクルーズです。
ドナウ川クルーズの詳細はこちらの記事にもまとめています。


夕焼け~夜景を見たかったので、21:30からのクルーズを予約しました。
席は先着順のため、40分前に乗り場に行って並びました。夢のクルーズをいい席で楽しむためです。

早めに並んだ甲斐あって2番手で船に乗り込めました。
席が選び放題だったので2階席で一番写真が撮りやすそうな端の席に座ります。
出発前からドキドキワクワクが止まりません。

いよいよ出発。ドナウ川ナイトクルーズのスタートです。
さっそくブダ王宮の近くに来ました。昼間に行くのを諦めたブダ王宮ですが、クルーズからでも十分大きさを感じれました。
ライトアップされた姿がとてもきれいです。

くさり橋の近くに来ました。奥にはゲッレールトの丘とライトアップされた女神像が見えます。
クルーズ船はくさり橋の下を通るのですが、近くで見ると迫力満点で見上げたくさり橋もまたきれいでした。

くさり橋は見る度に色んな色にライトアップされていました。緑色のくさり橋がしばらくすると、、、

赤色になっていました。ドナウ川クルーズは昼間でも楽しいと思いますが、夜はライトアップも楽しめる点が魅力的です。

しばらくすると、近くに国会議事堂が現れました。
この角度とこの近さは、クルーズに乗ったからこそ見れる国会議事堂の姿です。
迫力がすごすぎて圧倒されます。

正面から見る国会議事堂は息をのむ美しさでした。
今まで見た景色で一番感動したかもしれません。ブダペストの暗闇の中でライトアップされた国会議事堂の姿は、ドナウ川クルーズで最も印象に残りました。

最後に国会議事堂とくさり橋、ブダ王宮を目に焼き付けて、ドナウ川クルーズの終了時刻となりました。
あっという間の70分でした。
ブダペストに来た一番の目的だったドナウ川クルーズは、一生の思い出になりました。
期待通りの、いや、想像以上に美しく、感動的で、壮大なクルーズでした。
本当に来てよかったです。感動の体験をさせてくれたブダペストに感謝しながら、中欧旅最後の夜を過ごしました。
いよいよ明日がこの旅最終日です。
明日への期待を胸に、ホテルに戻ります。
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